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「一年の計は元旦にあり」・・・本年もよろしくお願いいたします。

冬休み明け全校集会(オンライン)で生徒に伝えたことをお知らせします。

「一年の計は元旦にあり」の意味は、新しい年の計画は、年初めの元旦にきちんとたてなさい。そして、なにかを始める時には、計画をきちんと立てる必要があるということです。

皆さんは、この令和5年(2023年)をどのように過ごしていこうかと計画を立てたでしょうか。

私は、20歳の時から続けている年始めのルーティーンがあります。30年以上続けています。元旦にランニングを行い、1月2日には箱根駅伝の往路スタートと大学ラグビー準決勝を観戦しています。残念ながらここ3年、箱根駅伝はコロナの影響で見に行けていませんが。そして、今年自分が取り組むべきことを手帳に書くようにしています。今年もこのルーティーンを行い、2023年がスタートしています。

3年生の皆さんは、進路に向けて具体的な努力目標、「入試に向けてこういう計画で学習していこう。こんなふうに生活していこう。」ということを考えて、スタートし、4月からの新しい生活では「こんなことをしたい」という夢を持てていると思います。

1・2年生の皆さんは、どうですか。今の学年をどのように締めくくるか、そして進級してからの新しい学年では、どのような計画で、充実した学年にしていくか、考えていますか。「まだ計画など立てていない」と思った人は、今すぐ、どんな1年にしたいか思い描いてください。思い描くだけでは、何も変わりませんので、それに向かって何をどのようにするかという具体的な計画を立ててください。そして、計画したこと、やろうとしたことを少しずつ実践し始めてください。そうすれば、あなた自身のこれからの成長が、とても楽しみになります。

最後に、「1年の計は元旦にあり」という言葉が載っている中国明時代の「月令広義」(げつりょうこうぎ)という書物に載っている別の言葉も紹介しておきます。

「1日の計は晨【あした(朝)】にあり」(1日の計画は朝に立てるべきだ。)

「一生の計は勤にあり」(一生の計画は真面目に働くことで決まる。)

「一家の計は身にあり」(一家の将来は健康で決まる)

2023年が、皆さんそれぞれにとって、また那須中学校にとって、よい年になることを祈念します。 

 昨年は、生徒主体のスポーツフェスティバル、ルールメイキング(校則の見直し)の取組、一人一人が主役となった文化祭、水曜講座での新たな可能性の発見と、生徒の「日々成長」を身近に感じることができ、初めての校長として大変幸せな一年となりました。多くの皆さんの支えがあり、豊かなかかわりの中で生徒は成長してきています。その成長を止めることなく、さらに加速していけるように、教職員一丸となって新年度も取り組んで参ります。御理解と御支援を引き続きよろしくお願いいたします。