ブログ

「一年の計は元旦にあり」本年もよろしくお願いいたします。

冬休み明け全校集会(オンライン)で生徒に伝えたことをお知らせします。

はじめに、この度の令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被災地域の皆様の安全と一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

改めて、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

皆さんは、「一年の計は元旦にあり」という言葉を知っていますか。「一年の計は元旦にあり」の意味は、新しい年の計画は、年初めの元旦にきちんとたてなさい。ということです。そして、なにかを始める時には、計画をきちんと立てる必要があるということです。皆さんは、この令和6年(2024年)をどのように過ごしていこうかと計画を立てたでしょうか。私は、20歳の時から続けている年始めのルーティーンがあります。30年以上続けています。元旦にランニングを行い、1月2日には箱根駅伝の往路スタートと大学ラグビー準決勝を観戦しています。コロナ禍で行けていなかった箱根駅伝、4年ぶりに箱根駅伝のスタートを見てから、国立競技場で大学ラグビーの準決勝を観戦しました。そして、今年自分が取り組むべきことを「手帳」に書くようにしています。今年もこのルーティーンを行い、2024年がスタートしています。

3年生の皆さんは、進路に向けて具体的な努力目標、「入試に向けてこういう計画で学習していこう。こんなふうに生活していこう。」ということを考え、スタートしていることと思いますし、4月からの新しい生活では「こんなことをしたい」という夢を持てていると思います。

1・2年生の皆さんは、どうですか。今の学年をどのように締めくくるか、そして進級してからの新しい学年では、どのような計画で、充実した学年にしていくか、考えていますか。「まだ計画など立てていない」人は、どんな1年にしたいか思い描いてください。思い描くだけでは、何も変わりませんので、それに向かって何をどのようにするかという具体的な計画を立ててください。そして、計画したこと、やろうとしたことを少しずつ実践し始めてください。そうすれば、あなたのこれからの成長が、とても楽しみになります。

最後に、那須中学校「日々成長」の取組が注目されています。那須地区教育の概要という先生方の本の中には、那須中の校則の見直し(ルールメイキング)の記事が掲載されています。また、先月の学校だよりでも紹介しましたが、シラバスとフォーサイトの取組については、栃木県連合教育会から指定を受けて研究を進めています。

ひとり一人の成長が、那須中学校を大きく成長させてくれています。2024年が、皆さんそれぞれにとって、また那須中学校にとって、よい年になることを祈念します。 

昨年は、地域ボランティアの実施、ルールメイキング(校則の見直し)の取組、一人一人が主役となった文化祭、水曜講座での新たな可能性の発見と、生徒の「日々成長」を身近に感じることができ、2年目の校長として大変幸せな一年となりました。多くの皆さんの支えがあり、豊かなかかわりの中で生徒は成長してきています。その成長を止めることなく、さらに加速していけるように、教職員一丸となって新年度も取り組んで参ります。御理解と御支援を引き続きよろしくお願いいたします。