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「一年の計は元旦にあり」:本年もよろしくお願いいたします。

冬休み明け全校集会(オンライン)で生徒に伝えたことをお知らせします。

朝の貴重な時間をいただき、失礼します。新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。皆さんは、「一年の計は元旦にあり」という言葉を知っていますか。「一年の計は元旦にあり」の意味は、新しい年の計画は、年初めの元旦にきちんとたてなさい。ということです。そして、なにかを始める時には、計画をきちんと立てる必要があるということです。皆さんは、この令和7年(2025年)をどのように過ごしていこうかと計画を立てたでしょうか。

私は、20歳の時から続けている年始めのルーティーンがあります。30年以上続けています。元旦にランニングを行い、1月2日には箱根駅伝の往路スタートと大学ラグビー準決勝を観戦しています。コロナ禍で行けていなかった箱根駅伝、昨年4年ぶりで見に行き、今年も箱根駅伝のスタートを見てから、国立競技場で大学ラグビーの準決勝を観戦しました。そして、今年自分が取り組むべきことを「手帳」に書くようにしています。この「手帳」に書いた内容をことあるごとに振り返るようにしています。今年もこのルーティーンを行い、2025年がスタートしています。

3年生の皆さんは、進路に向けて具体的な努力目標、「入試に向けてこういう計画で学習していこう。こんなふうに生活していこう。」ということを考え、スタートしていることと思いますし、4月からの新しい生活では「こんなことをしたい」という夢を持てていると思います。

1・2年生の皆さんは、どうですか。今の学年をどのように締めくくるか、そして進級してからの新しい学年では、どのような計画で、充実した学年にしていくか、考えていますか。「まだ計画をど立てていない」人は、どんな1年にしたいか思い描いてください。思い描くだけでは、何も変わりませんので、それに向かって何をどのようにするかという具体的な計画を立ててください。そして、計画したこと、やろうとしたことを少しずつ行動し始めてください。そうすれば、あなたのこれからの成長が、とても楽しみになります。

最後に、那須中学校「日々成長」の取組が注目されています。「シラバスとフォーサイト」の2本柱を中心に、見通し・行動・振り返りのサイクル(AARサイクル:Anticipation(見通し)- Action(行動)- Reflection(振り返り))が年々確実に進歩してきています。これまでの先輩方が築いてくれた那須中スタイル(那須中メソッド)を皆さんがさらによいものにしていってくれています。ひとり一人の成長が、那須中学校を大きく成長させてくれています。2025年が、皆さんそれぞれにとって、また那須中学校にとって、よい年になることを祈念します。

 

昨年は、授業スタイルの見直し(終了5分前の振り返り)、地域ボランティアの実施、一人一人が主役となった文化祭、生徒主体の水曜講座を実施と、生徒の「日々成長」を身近に感じることができ、3年目の校長として大変幸せな一年となりました。多くの皆さんの支えがあり、豊かなかかわりの中で生徒は成長してきています。その成長を止めることなく、さらに加速していけるように、教職員一丸となって新年度も取り組んで参ります。御理解と御支援を引き続きよろしくお願いいたします。