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進級おめでとうございます。「日々成長」ための取組を継続発展。

令和5年度「みんなが『成長』できる那須中学校」を目指す学校として、「日々成長」を合い言葉に1年間取り組んできました。子供たち自身のがんばりと保護者、地域の皆様の御支援のおかげで大きな成長を確認できる1年となりました。

3月9日の卒業式では、49名の卒業生を送り出しました。そのときの在校生代表、渡辺桃衣さんの送辞の一部を紹介します。

送辞一部抜粋

今、皆さんは喜びと寂しさで胸がいっぱいになられていることと思います。三年前那須中学校に入学し、数多くの思い出を作ってこられた三年生の皆さんは今未来に向かって新しい道に進もうとされています。私達も先輩方と過ごして来た日々が今、鮮やかによみがえってきます。先輩方はどんな行事にも仲間と共に一生懸命取り組み、盛り上げてくださいました。

スポーツフェスティバルでは、朱雀と青龍それぞれが勝利を目指し学年関係なく一致団結して戦いました。戦いの中での先輩方の強い絆や喜び合って笑う姿はとても印象的でした。

心を一つにして、クラスみんなで歌い上げた文化祭。自分達の想いを語る少年の主張や英語スピーチ。そして、みんなで笑い合った有志発表。どれもが私達在校生にとって忘れられない思い出になりました。

部活動では汗を流し、時には涙を流し、一生懸命練習に取り組む先輩方の姿から、本気になることの大切さを教えていただきました。最後の大会やコンクールを笑顔で迎えられた部活動もあれば悔し涙をのんだ部活動もあったでしょう。しかし、目標に向けて互いにアドバイスをし合い、真剣な表情で練習に取り組む先輩方の姿から、私たちは、仲間と切磋琢磨することの大切さを学びました。努力をし続けた先輩方はとても輝いていました。先輩方が見せてくださった喜びや悲しみの姿は、今でも私達の胸に留まり続け、忘れることはありません。先輩方を目標とし、追い付き追い越せるよう努力を続け成長して参ります。

先輩方と過ごした今日までの二年間。私達は先輩方のように、何事にも一所懸命取り組み、後輩に慕われる人になりたいとその大きな背中を必死に追いかけて来ました。まだまだ未熟な私達ですが『那須中の伝統』というタスキを今受け取りました。このタスキの重みをしっかりと感じながら『日々成長』できる那須中生として、その役目を果たしていきます。

次に先輩方を待っているのは、高校生活や社会に出ての生活といった新たな環境でのスタートです。そこには喜びや驚き、それと同じくらいの不安や苦労があることでしょう。しかし、私達をまとめ、様々な苦難を乗り越えた先輩方ならそれらの困難を突破し、新しい環境で輝き続けることだろうと信じています。心から尊敬している先輩方のさらなるご活躍と、輝かしい未来を願っています。先輩方本当にありがとうございました。

しっかりと卒業生からのバトンを受け取ることができました。

「日々成長」のための取組を継続発展させていきます。引き続きの御支援と御協力をお願いいたします。