ブログ

本校は、「振り返り(リフレクション)」に力を入れています。

本校では、「フォーサイト」という手帳を活用しています。

どんな環境でも自分の人生を切り拓いていくリーダーシップを身に付けるには「振り返りの力」が必要だと考えます。しかし、振り返りの力はすぐには身に付けられるものではありません。日々の繰り返し、積み重ねがあってこその振り返り力です。そのため、ビジネスマン向けの手帳を生徒向けにアレンジし、毎日使ってもらうことで、振り返り力をたかめるトレーニングができるようにしました。子供たちが振り返り力を高められるように、そして子供たちが主体的に自分の道を切り拓いていけるように、このような想いを込めて、フォーサイト手帳が誕生しました。フォーサイト手帳の「習慣化」により「振り返り力」は高まり、「振り返り力」の向上により主体性は育まれます。より多くの子供たちにフォーサイト手帳を活用していただくことで、激動の時代の中でも、自分の可能性を引き出し、自分の人生を切り拓いていただきたいと考えております。(フォーサイト関連記事より抜粋)

自分自身の目標達成や改善を考えるきっかけとして、フォーサイト手帳を使い、自分をコントロールします。

社会人の多くは自分のスケジュールを自分で管理します。本校で大切にしている自律を実現するためには、自分をコントロールするための練習が必要で、それを教職員は支援します。生徒はフォーサイト手帳を活用することで自分に合った学びを生徒自身で作り上げます。そこからは、学び合や協働的な作業もしたくなるような、子供自身の個別学習が進みます。

仕事をするときに、自律的にPDCAサイクルを回すことができる力があれば、自己管理ができる人物になれます。そのために日頃から、自分で計画し、実行できる力を身に付け、自律した生活ができるようになることが重要です。本校では、生徒自身が一日(24時間)の使い方や週単位、月単位の予定の計画ができるようになることを目標として、毎日、フォーサイト手帳を活用しています。一日の行動を「見える化」し、偏った時間の使い方をしていないか、無理や無駄がないかを確認するために、ゲームやSNSの時間も記入します。事実を書くことで、無駄な時間やすきま時間も見つかります。これにより、これまで活用していなかった時間の有効活用ができ、授業以外の勉強時間を作ることも可能になります。さらに、ゲームやSNSの時間も含め、優先順位を決めながら行動を選択できるようになります。また、書き方もいろいろであってよく、色の使い方や文字だけではなくイラストも使うなど、自分だけのフォーサイト手帳を作ることが大切です。

各教科の時間においても振り返り(リフレクション)に力を入れています。リフレクションで縦にも横にも学びに向かう力を伸ばしていきたいと考えています。《自走+協働=目指す生徒像へ》

縦:学び方を学ぶ。そのことで結果として自らの学びの質が上がる。自走できるようになる。

横:仲間の姿から学ぶ。他者の学び方から学ぶ。他者のコンテンツ理解から学ぶ。協働での学び。